利息の負担には気をつける

借りた後には返済を行うカードローンは、一括で返すにしても毎月の分割とするとしても、どちらにしても利息が発生します。利息の金額は返済時の大きな負担となりかねず、よく確認をしておかないと思わぬ負担で返済が苦しくなる可能性があります。

利息は借りている金額に金利、期間で発生しますが、計算の仕方については少しだけ複雑となっています。金利だけで見ると利息は大してかからないように思えますが、実際に計算をしてみると意外にも多く発生するものです。

利息を知っておけば返済が効率的に進められるようになるので、カードローンを利用する際には基本の一つとして利息の計算についてを知っておきましょう。

借りた日数分に対する利息

利息は借りた日数分のみの発生となり、長い期間を借りなければ例え金利が高いとしても支払う利息の金額自体は大きくはなりません。短い期間に返済をするような使い方であれば利息負担を抑えながらカードローンの利用ができるため、無駄なくお金が借りられるようになります。

利息金額=借り入れ残高×金利÷365(日)×借り入れ日数

ただ、それはあくまで一括で返す借り方に限られます。給料日前にいくらか借りて給料が入ったら全額を返済するなどといった使い方となり、毎月の返済期日に入金を行う分割返済では関係ありません。

一括で返す使い方ならギリギリまで借りる日を遅らせておき、返済もできるようになればすぐに入金をすると、支払う利息を削減できるようになっています。

残高が減れば利息も減る

利息の計算には借り入れの残高が含まれているため、残高が減れば支払う利息も減るようになります。金利や期間が変わらなくても返済を進めて借り入れの残高が減れば利息が軽くなっていくので、毎月に同じ返済金額の入金であるとしても、利息が占める割合が少なくなっていきます。

例えば、10万円を18.0%の金利で30日間借りていると、発生する利息は1,479円になります。毎月の返済を2,000円とすると1,500円近くが利息になってしまうため、残高は500円強しか減りません。

しかし、返済を進めて借り入れの残高が3万円まで減るとすると、同じ18.0%の金利で30日間借りていたとしても、利息は443円にしかなりません。返済金額も同じく2,000円だとすると1,500円強もの残高が減らせるため、より返済が進みやすくなります。

利息が減れば同じ返済金額でも残高が減らしやすくなり、残高が減れば利息が減るためにさらに返済が進みやすくなります。利息が大きなうちはカードローンの返済も進んでいるのかの実感が沸きにくいものですが、ある程度の軌道に乗ってくると返済はスムーズに進むようになります。

利息だけをいくら払っても完済はできないため、いかにして残高を減らすかが重要となります。そのためには利息の負担を軽くできるような返済を心がけ、早めの完済を目指すと良いのです。

払いすぎることはない利息

一昔前はグレーゾーン金利によって、契約内容通りの返済を進めていたにも関わらず利息を払いすぎるといった状況が起こり得ました。しかし現在ではグレーゾーン金利は撤廃されており、正規の消費者金融での借り入れを利用している限りは利息を払いすぎることはありません。

いつまでも利息負担の多い返済を続けているだけでは完済にならず、あまりにも長期に渡って利息の支払いばかりがかさむ状況が続くと、元々の借り入れ金額に対する利息の支払いが非常に大きくなってしまいます。

それでも法律に則った契約であるために違法性はなく、昔のような払いすぎた利息を返還してもらう過払い請求が通るはずがありません。あくまで法律で定められた範囲内での金利、利息となっているので、利用者側としても利息負担をなるべく減らして返済ができるように考えておく必要があるのです。

過去数年間の契約による過払いは無い

グレーゾーン金利が撤廃されたのは2010年に貸金業法が改正されてからとなるため、ここ数年の間に正規の消費者金融での契約を行っている方は利息を払いすぎていることはありません。過払い自体が発生していないため、当然ながら弁護士などに相談をしても消費者金融に対して請求を行っても意味はありません。

返済期間が長くなると利息が増える

当然ではあるのですが、返済の期間が長引いてしまうと利息の総額も膨れ上がってしまいます。短期間で返せれば分割であるとしても利息は少なく抑えられますが、長期に渡る利用となると利息は借り入れの金額に対しても大きくなってしまいます。

各消費者金融の公式サイト上でも行える返済シミュレーションで簡単に見てみると、30万円を18.0%の金利で借りているとした場合、返済期間を12ヶ月とすると利息総額は30,046円となります。

同じ金利で返済期間を30ヶ月とすると利息総額は74,749円、5年間かけて返済をする60ヶ月とすると利息総額は157,090円にも膨れ上がってしまいます。

30万円を借りて5年間で完済をするとなると毎月の返済は7~8,000円ずつと軽い入金額で済む場合が多いのですが、その代わりに最終的な利息総額が大きくなります。月々に多くの金額を支払えないといった場合であれば仕方がないものの、それであれば借りる金額を少なくして返済をしやすくし、利息を減らして返済が進められるようにもすべきです。

ギリギリの返済で長期に渡って借金を引きずるような形になると利息が大きくなってしまうため、無駄な出費、余計な支払いでしかない利息を減らしたカードローンが利用できるようにすると良いでしょう。

積極的な返済で利息を減らす

利用者にとっては負担でしかない利息は、積極的な返済で軽減ができます。毎月の約定返済金額に上乗せをして入金をする、早めに返し終えるなどといった繰上げ返済を活用すれば利息は大幅に圧縮できます。

消費者金融は利息負担が大きいと感じている方も多いですが、それも使い方次第です。たしかに金利に関しては銀行などの金融機関から借りるのに比べれば高いものの、金利が高いとしても条件次第で適用がされる無利息サービス内で返済をしたり、利息が減らせる返済の進め方で使えばそこまで大きな負担とはなりません。

もちろん消費者金融だけでなく銀行のカードローンを利用する場合でも同様ですが、借りるにあたっては利息をしっかりと知っておき、なるべく負担を減らして利用ができるように考えておくと良いカードローンでの借り入れとなるのです。

金利だけを見ても実際に支払う利息はイメージがしづらいため、借りる金額と期間、金利からの利息額を計算する、または各サービスの公式サイト上に設置されている返済シミュレーションで確認するようにしましょう。

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